こんにちは、こんばんは。
KEIです。
約3週間に渡った激闘のG1クライマックスが本日終了しました。
内藤哲也が6年ぶりに優勝決定戦を制し、頂点に輝きました。過酷なリーグ戦も誰一人離脱することなく終えられたのは本当に良かったなと思います。
優勝決定戦について少し触れると、会場で観戦していましたが、
圧倒的にあの試合で優っていたのはオカダ・カズチカだったと思います。
一方で何故内藤哲也が勝てたのかを考えると、唯一優っていた部分である歓声の強さだと感じました。今回のG1クライマックスから戻ってきた歓声による圧倒的な支持率と会場の支配率は入場から圧巻でした。
その状況下でも強さで嘆息させてしまうのはオカダ・カズチカの凄みだなと改めて感じる部分でもあります。
兎に角、優勝決定戦に相応しい試合であったことは会場でも感じました。
準々決勝までの総括は下記の記事でも触れていますので、是非見てみて下さい。
→ 【新日本】G1クライマックス33リーグ戦終了。出揃う8強に「内藤哲也が最年長」という視点で感想を書きます。
G1クライマックスが閉幕すると同時に次期シリーズに向けてあらゆるところで遺恨やタイトルマッチ、選手の動きがありました。
まとめながら個人的な視点を書いてみたいと思います。
【新日本】G1クライマックス33終了・・・今日起きた出来事を振り返る。対戦カードや動きを予想。
次期シリーズのビッグマッチは2023年9月24日・神戸ワールド記念ホール大会と2023年10月9日・両国国技館大会になります。
海外だと2023年10月28日にラスベガス大会があります。
選手の動向
まずはG1クライマックス最終戦であった選手の動きをまとめます。
- 大岩陵平のプロレスリングNOAHに参戦
- 藤田晃生のヤングライオン卒業、海外武者修行決定
- エル・ファンタズモのG.o.D加入
エル・ファンタズモのG.o.D加入は以前よりタマ・トンガとの繋がりが増えていたことや敵対するBULLET CLUB との因縁を考えると予想できていた方も多いと思います。次項でも取り上げますが、エル・ファンタズモはヒクレオと組んでSTRONG 無差別級タッグ王座に挑戦する動きもありました。
G.o.Dは今まで以上にユニットとしての動きができるようになりそうです。本隊と共闘することも多いですが、ジュニア勢が入ってくると、より一層ユニットとして確立されそうですね。
今回驚いたところだと大岩陵平と藤田晃生のヤングライオン卒業かなと思います。
ヤングライオンに動きのある時期ではありましたが、大岩陵平がNOAHに修行へいくというのは新しい試みになりそうです。国内の団体に参戦はよくある話ですが、武者修行として出るのは初めてだと思います。大岩陵平も清宮海斗とのタッグに手応えを感じていたのでNOAHでどのような活躍を見せていくのか非常に楽しみです。
早速、NOAHでの対戦カードも発表されていました。
大岩陵平がどんな姿でNOAHに登場するのか楽しみですが、
今回ばかりは小川良成 / ザック・セイバーJr組の方に注目が集まりそうですね。
藤田晃生も同様に海外への武者修行が発表されました。
一つ気になるのは中島佑斗がどうなるか…
唯一決まってないのはこれから海外修行に出ていくからなのかな、または国内で実績を積んでいくのか、どちらにしても今回の流れからヒール色が濃そうな選手になる予感がします。
ヤングライオンがどのような進化を遂げていくのか見られるのも個性の強い新日本プロレスならではの面白さです。
因縁や遺恨について
遺恨やタイトルマッチについてまとめたいと思います。
- 本隊 vs STRONG STYLE
- 鷹木信悟 vs グレート-O-カーン
- 内藤哲也 vs ジェフコブ
- エディ・キングストン vs HENARE(STRONG 無差別級王座)
- ザック・セイバーJr vs ボルチン・オレッグ(NJPW WORLD認定TV王座)
- タイチ vs SHO(KOPW)
- ゲイブ・キッド/ アレックス・コグリン vs ヒクレオ / エル・ファンタズモ(STRONG 無差別級タッグ王座)
- 毘沙門 vs TMDK(IWGPタッグ王座)
- デビッド・フィンレー vs タマ・トンガ(NEVER無差別級王座)
- ウィル・オスプレイ vs 辻陽太(IWGP US ヘビー王座)
- SANADA vs EVIL(IWGP 世界ヘビー級王座)
これだけ列挙できるとは思いませんでしたが、層の厚い新日本だからこその勢いでしょう。
気になる遺恨は沢山ありますが、「本隊 vs STRONG STYLE」は両国国技館を大いに沸かせていたと思います。
海野翔太 vs 成田蓮、マスター・ワトvs エル・デスペラード、永田裕志 vs 鈴木みのるの抗争になっていくと思いますが、世代ごとの因縁関係というのは凄く面白いです。
海野翔太 vs 成田蓮は今後『オカダ・カズチカ vs 内藤哲也、中邑真輔 vs 棚橋弘至…』のような黄金カードになっていく未来が容易く見えます。その火種に立ち会えるのは嬉しい限りです。よく映像でも使われる『中邑真輔 vs 柴田勝頼』の因縁に近いものが次期シリーズで見られると思うと楽しみです。決着戦を東京ドーム大会まで引っ張る可能性が高そうな気もします。永田裕志 vs 鈴木みのるも久々の顔合わせで、「混ぜるな危険」のヒヤヒヤ感が非常に懐かしいです。
マスター・ワトvs エル・デスペラードも当然勝者はもう一度タイトルに繋げられる可能性も出てくると思います。
6人タッグの抗争で終着する可能性も拭えませんが、それぞれで決着していくことの方に期待したいです。
ウィル・オスプレイ vs 辻陽太(IWGP US ヘビー王座)
真新しいカードで取り上げると、今大会でメインに続いて盛り上がっていた辻陽太がウィル・オスプレイから文句無しの3カウントを奪った場面。個人的に期待しています。
この2人のプロレスが噛み合わない筈がないです。ともにイギリスで形成されたプロレスがある点は、公式なのか分かりませんがIWGP UKに名称も変わっているところにも今後のベルトの流れや行方にも発展しそうな気がします。
辻陽太は試合内容だけではない部分含めて、想像を超えてくる印象を経った数ヶ月で私自身感じさせられています。もしかすると一回の挑戦で海野翔太もなし得なかった打倒ウィル・オスプレイをやって退けるかもしれません。
シングル戴冠できれば令和闘魂三銃士でも頭一つ抜けることになるでしょう。
詳細に可能性を考えると、
まず試合展開は立体的な技の応酬になると思います。ただ今のウィル・オスプレイはプロレス界No.1と言っても過言ではないほどに盤石です。
オカダ・カズチカのレインメーカー、内藤哲也のデスティーノというように選手には必ず決定打になる必殺技が一つあります。しかしウィル・オスプレイにはそれが幾つもあります。故に決定打に持ち込むカウンターが多い印象です。
正直今一番勝つことが難しい選手だと断言できます。しかし、ウィル・オスプレイの盤石なプロレスを崩せるとすれば、ウィル・オスプレイ の想像を超えてくることだと思っています。所謂返す想定ができていない動きを見せることです。
一方で辻陽太の良さは意外性にあります。「こんなことできるの!」が帰国後のここ数ヶ月何度もありました。もし辻陽太がまだ隠している手札があれば今のウィル・オスプレイが相手でも一縷の希望はあると思います。
辻陽太にとっては団体内での立ち位置を計られる大きな一戦になると思うので、今後の動きを含めて注目しています。
STRONG 無差別級タッグ王座
一番期待してます。エル・ファンタズモはBULLET CLUBに大分苦汁を飲まされてきたので、ここで一矢報いて欲しいです。
またヒクレオとの体格差のあるタッグチームも新しく見えるので、どのような連携が見られるのか、今後のタッグ戦線にも波及していくのか含めて2人の挑戦表明を見て楽しめる気がしました。
G.o.DとBULLET CLUBの抗争では、デビッド・フィンレー vs タマ・トンガ(NEVER無差別級王座)も組まれそうな流れです。
唯一G.o.Dで遺恨のないタンガ・ロアのサポートが不可欠になる抗争になるでしょう。
両タイトルマッチのキーマンになるのはタンガ・ロアだと思っています。暫く数的不利で押されていたBULLET CLUBとの戦いもエル・ファンタズモの加入とタンガ・ロアの復帰で戦況は変わっていく筈です。
G.o.DとBULLET CLUBの抗争はヒーロー vs 悪を見ているようで男心を擽られます。
やはり改めてまとめると怒涛の勢いですね。
まだ気になるカードは沢山ありますが、
今回はリマッチも多いので気になる部分だけ抜粋しました。
対戦カードが正式に決まったタイミングで前哨戦のバックステージコメントなども入れ込みながら付け加えていきます。
まとめ
G1クライマックスが終わると一気に東京ドームが視界に入っていきます。選手の動きも激しくなっていくのでバックステージやSNS含めて目の離せないです。
楽しみを取りこぼさないように次のビッグマッチまで、そして来年の東京ドームの総決算までプロレスを楽しみましょう。