【NOAH】ジェイク・リー、プロレス界を猛追中。NOAHで期待したい２つのこと。ヒールなのか？

今年2023年よりプロレスリングNOAHに参戦しているジェイク・リー選手。3月に清宮海斗選手からGHCヘビー級王座を奪還し、瞬く間にNOAHのトップに上り詰めました。

中嶋勝彦選手と丸藤正道選手を相手に防衛したことで、さらにトップからNOAHの顔になりつつあります。

今個人的に一番期待しているプロレスラーがジェイク・リー選手です。

1 【NOAH】ジェイク・リー、プロレス界を猛追。NOAHで期待したいこと。

【NOAH】ジェイク・リー、プロレス界を猛追。NOAHで期待したいこと。

NOAHを見ているファンに限らず、プロレスファン全体にジェイク・リーという存在が大きくなってきています。

特に今回行われた丸藤選手との防衛戦は私自身試合を見ていて、とてもワクワクしました。

普段NOAHを見る機会は少ないこともあり、今まで試合のクオリティだけ高い団体という印象でしたが、ジェイク・リー選手の参戦からはコメントにも注目し始めています。

NOAHらしくない存在だからだと思いますが、

防衛戦を重ねる毎にNOAHに新しい刺激を生み出しており、

今後も暫くNOAHの顔として舵を取るのではと思っています。

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ヒールユニットの定着

今までのNOAHはヒールとベビーの棲み分けが曖昧なところがありました。

過去ヒール色の強いユニットは幾つも誕生しましたが、あまり定着はせず有耶無耶になって消滅していった印象が強いです。プロレスにおいて、ヒールとベビーの抗争はプロレス初見の人でも分かりやすい構図になります。個人的にその構図がないのでNOAHは玄人向けという印象が強くなっているのかなと思います。

その中で正にその定着に期待したいのがジェイク・リー選手です。

ジェイク・リー選手はNOAH参戦後すぐにYO-HEY選手、タダスケ選手を率いて、GLG（Good Looking Guys／グッド・ルッキング・ガイズ）を結成しました。ジェイク・リー選手をリーダーに「“こいつ面白そうだな”って思うヤツらを発掘しながら…」という判断基準でメンバーを集めているので、現状ヒール色はそこまで強くはありません。

とはいえメンバーにNOAHの生え抜きはいませんし、ユニットカラーが黒を基調にしている為、ヒールという印象を持ちやすいです。

ジェイク・リー選手はNOAHを理解したいと常々コメントしているだけでヒールではありませんが、全てのNOAHを理解した後にどういう行動に出るのかは非常に注目しておくべきだと思います。

全日本プロレス時代も「トータルエクリプス」というヒールユニットを率いていました。

その時の経験を元にNOAHでも暴れてほしいです。

→【全日本プロレス】新ユニット「TOTALECLIPSE（トータルエクリプス）」が舵を取れ。

SNS上でも触れましたが、今後ジェイク・リー選手が本格的にヒールに動けばもっとNOAHは面白くなります。

ジェイク・リーにはこのままNOAHに染まらず、NOAHを理解して分かった上で破壊する手のつけられないようなヒールになってほしい。
— KEI (@kkz9dsr) May 5, 2023

プロレス大賞・最優秀選手賞の受賞

もう一つ期待したいことは、東京スポーツが主催するプロレス大賞の最優秀選手賞受賞です。

プロレス大賞にはタッグや技能あらゆる部門が存在しますが、最優秀選手賞（MVP）は2010年に杉浦貴選手が受賞して以来、13年連続で新日本プロレスの選手が選ばれています。やはり注目度の母体数が圧倒的にある新日本プロレスから選ばれるのは当然ですが、その近年当たり前になっていた新日本プロレスの牙城を崩せるのは今年度のジェイク・リー選手だと思っています。試合内容は勿論ですが、今回の丸藤戦を経て今までのプロレス界にいなかった存在感をNOAHに参戦後遺憾無く発揮している印象も持ちました。

対戦相手であった丸藤選手もバックステージコメントにて、「あと一つだけ、ジェイク・リー、NOAHに来てくれてありがとな」と評価するコメントを出していました。