こんにちは、こんばんは。
KEIです。
1ヶ月間に渡ったヘビー級の激闘もオカダ・カズチカ選手の優勝で幕を閉じました。
優勝決定戦を争ったウィル・オスプレイ選手を含めて、全28名の選手がこのリーグ戦の感動を作ってくれたと思います。
→【新日本】G1クライマックス、ベストバウト確定!YOSHI-HASHI vs 鷹木信悟選手を絶賛。実は過去に因縁も?
Twitterでも触れさせて頂きました。
さて、優勝決定戦では既に次期シリーズに向けて動き出したストーリーが幾つも出てきています。
今回はG1を終え、次期シリーズ「バーニング・スピリット」で組まれるであろう試合を遺恨を振り返りながらまとめておきたいと思います。
目次
【新日本】G1終了、次期シリーズ「バーニング・スピリット」に繋がる遺恨まとめ。見どころも!
バーニング・スピリットは2022年9月2日 〜 2022年9月25日、最終戦は兵庫・神戸ワールド記念ホールになります。
全15の都道府県を回るシリーズです。
さっそく組まれる予想主要カードは下記の通り。
- ジェイ・ホワイト vs タマ・トンガ(IWGP世界ヘビー級選手権)
- 石森太二 vs KUSHIDA(IWGPジュニアヘビー級選手権)
- ウィル・オスプレイ vs デビット・フィンレー(IWGP USヘビー級選手権)
- カール・アンダーソン vs 棚橋弘至(NEVER無差別級選手権)
- CHAOS vs ハウス・オブ・トーチャー(NEVER無差別級6人タッグ選手権)
- 鷹木信悟 vs エル・ファンタズモ(KOPW)
- グッド・ブラザーズ vs 矢野通・棚橋弘至組(IMPACT世界タッグ)
- ドク・ギャローズ vs 矢野通
- 内藤哲也 vs ザック・セイバーJr
- オカダ・カズチカ vs ジョナ
というような感じでしょうか。
どこまでバーニング・スピリットで消化されるかわかりませんが、海外での試合も含めれば10月の両国国技館前には全て決着をつけられるのかなと思います。
ジェイ・ホワイト vs タマ・トンガ(IWGP世界ヘビー級選手権)
ジェイ・ホワイト選手のリーグ戦突破を止めたタマ・トンガ選手は初めてのIWGP世界ヘビー級への挑戦になります。
G1クライマックス公式戦では文句なしの得意技ガン・スタンで沈めており、その後の試合でも挑戦権を行使していたので決定的でしょう。
ジェイ・ホワイト選手も挑戦を認めています。
ジェイ・ホワイト選手「次、もしこのベルトにチャレンジしたいんだったら、運がよければ、来ればいいんじゃないか? だが、オマエはそこ止まりだ。IWGP世界ヘビー級のベルトを巻くことはないだろう。オマエは永遠に挑戦者止まりだ。俺こそがリビング・レジェンドで、俺以上のレスラーはこの世に存在しないんだからな! 1回勝ったぐらいで、オマエの方が上になったなんて思ってないだろうな? そんなことあるわけないよな?タマ、目を覚ませ。俺ともう1回試合がしたいなら頑張れよ。もう1回対戦することで目を覚まして、敗北を感じ、海に沈んでいくんだ。それでも戦うのか? だったら俺が、本物の男には何ができるのかを、オマエを相手に見せてやるよ」
新日本プロレス公式サイトより一部引用
バーニング・スピリットの最終戦に置かれるであろうタイトルマッチになることが予想されるので、前哨戦含めて盛り上がっていくことでしょう。
また、前哨戦ではセコンドにつく外道選手と邪道選手の代理戦争も勃発するかもしれません。
この2人の争いもこのタイトルマッチには欠かせない存在となります。
個人的には一番楽しみであり、外道 vs 邪道のシングルマッチは非常に見てみたいカードです。
カール・アンダーソン vs 棚橋弘至(NEVER無差別級選手権)
棚橋選手はカール・アンダーソン選手の持つNEVER無差別級とIMPACT世界タッグベルトに挑戦すると予想しています。
棚橋弘至選手「俺は彼らの知ってる棚橋でありたいという。絶対にガッカリさせたくない。対戦相手にしてもね。だからこそ、このタイミングでのこのタッグマッチは凄い僕にとってはいいタイミングでした。そしてアンダーソンが持っているベルト……(しばらく沈黙してから)行こうか」
新日本プロレス公式サイトより一部引用
IMPACT世界タッグベルトへの挑戦でのパートナーはドク・ギャローズ選手と抗争を広げている矢野通選手が適任になりそうです。
今のところ棚橋選手はNEVER無差別級のみに興味を示しているように見えますが、前哨戦の中でタッグのタイトルマッチも組まれていくのかなと思います。
矢野選手とドク・ギャローズ選手は最近のシングルマッチでは矢野選手が勝っています。
タッグでもグッドブラザーズに連勝しているので挑戦権は行使できるでしょう。
去年のタッグリーグで「トオルとヒロシ」で注目を集めたタッグチームがファン待望の再結成する日も近いはずです。さらに棚橋選手はG1でリーグ突破には届きませんでしたが、連敗していた内藤選手からの勝利、苦手意識のあったザック選手にも勝利を収めることができました。ファンの間では好調の兆しがあると言われているので、今の勢いそのままにタイトル奪還に動いてほしいと思います。
鷹木信悟 vs エル・ファンタズモ(KOPW)
鷹木信悟選手は海外で行われるSTRONGの大会・9月11日のオータム アクションに参加が決まっていましたので、エル・ファンタズモ選手との遺恨は海外で消化されるのかなと思います。
ファンタズモ選手に勝てればリーグ戦を突破できた点やタッグでも敗れているので、借りは返したいはずです。
もしタイトルが賭けられれば、初の海外でのKOPW戦になります。
海外に向けた投票や試合形式も楽しみになりますが、ファンタズモ選手がG1を戦い抜いた実績が形となれば個人的にも嬉しいです。
内藤哲也 vs ザック・セイバーJr
内藤哲也選手とザック・セイバーJr選手は今年の戦歴だけ汲み取ると、1勝1敗。
ニュージャパンカップではザック選手、G1クライマックスでは内藤選手と、2人とも大事な一戦でぶつかっていました。
ザック選手のコメントからもスペシャルシングルマッチは組まれる可能性があると思います。
ザック・セイバーJr選手「レディ・ガガが着ていた肉のスーツを憶えているか? ああいうのを俺が作ってやるよ。人間の皮を剥いで、血管丸見えみたいなやつだ。ナイトーの皮を剥ぎ、それでスーツを作って俺が着る。これ、どうだ? まずはナイトーの皮を剥ぎに行かないとな」
新日本プロレス公式サイトより一部引用
この2人の勝者からタイトルマッチに繋がるとは思えませんが、もし内藤選手が勝てばウィル・オスプレイ選手とのIWGP US戦も面白いかなと思います。リーグ戦のファイナルトーナメントで戦った内藤選手とオスプレイ選手の試合が想像を超えて盛り上がりを見せていたので、タイトルマッチになっても文句はないです。
内藤選手は初のIWGP US戦になります。
一方でザック選手も内藤選手に2分足らずで仕留められたのは屈辱的だったと思います。
ここからもう一回逆転を見せたい内藤選手は負けられないですが、ザック選手もこれ以上泥を塗られたくないと思うので、前哨戦含めて面白いやり取りになる気がします。
もし組まれることになれば今年三度目のシングルマッチになるので決着戦と言っていいでしょう。敗者は東京ドーム大会の壁も大きく遠ざかる大事な一線となると思います。
バーニング・スピリットから始まる
オカダ・カズチカ選手が権利証をかけないということなので、その分来年1月4日の東京ドームまで例年よりもIWGP世界ヘビー級のタイトルマッチが増えると思います。
その分、次期シリーズ「バーニング・スピリット」の試合は注目度が高いです。
今のところIWGP世界ヘビー級選手権に絡んでいるのはタマ・トンガ選手だけなので、スペシャルシングルマッチの勝者がそのままタイトル挑戦になるパターンも出てくると思います。
なので個人的に注目しているのは今のところタイトルマッチに絡むことが予想されていない内藤哲也選手です。
東京ドーム大会のメインイベントに拘り続けてる想いがどこから実を結ぶ風が吹いてくるのか、その瞬間を見逃さないように今シリーズの「バーニング・スピリット」目が離せなくなりそうです。
対戦カード決定!
本日、「バーニング・スピリット」シリーズの対戦カードが発表されました。
おおよそのカードは予想通りでしたが、
予想していた内藤哲也選手とザック・セイバーJr選手の試合や、
石森太二選手とKUSHIDA選のカードも組まれていませんでした。
しかしながら、初参戦の外国人選手や久々登場の選手など、素晴らしいサプライズも含まれていました。
ヒクレオ選手は2019年4月以来久しぶりの日本国内での試合になります。
暫くSTRONGやAEWなど海外マットで存在感を出してきたので、大いに進化した姿に驚かされるファンも多いと思います。
引っ張りすぎてるなと感じますが、石森太二選手 vs KUSHIDA選手の試合は次期シリーズの10月の両国国技館になるのかもしれません。
個人的な注目カード
9月11日(日)の東金アリーナ大会で突如組まれた「永田裕志選手 vs グレート-O-カーン選手」の試合に注目しています。
全く予想できなかったシングルマッチなので非常に楽しみなカードです。今波に乗るグレート-O-カーン選手と先日の全日本プロレスで行われた王道トーナメントでは準決勝まで進むも敗れてしまった永田選手ですが、共にコンディションは良いと思います。
お互いに譲れない新日本プロレスらしい試合が展開されると予想したいです。
9月5日の後楽園ホール大会では久々の声援が解禁されます。
この「バーニング・スピリット」シリーズが東京ドーム大会に向けて、色んな意味で大きな一歩になるのではないでしょうか。