こんにちは、こんばんは。
KEIです。
新日本プロレスの「レスリングどんたく 2024」
今シリーズの総評を個人的な感想も踏まえて書いていきたいと思います。
次戦の大阪城ホールまでのスケジュールが少ないためかサプライズが多い印象のどんたくシリーズは毎年楽しみなシリーズです。
1ファンとしての感想になりますので、よろしくお願いします。
目次
【新日本】レスリングどんたく2024 勝手に個人的総評。ベストバウトはゲイブ・キッド!
どんたくシリーズでは下記対戦カードがタイトルマッチなどが組まれた注目カードとなっていました。
- ジョン・モクスリー vs 成田蓮
- ニック・ネメス vs デビット・フィンレー
- ニック・ネメス vs 棚橋弘至
- デビット・フィンレー vs 辻陽太
- ザック・セイバーJr vs ジェフコブ
- ゲイブ・キッド vs 鷹木信悟
- クラークコナーズ/ドリラモロニー vs 高橋ヒロム/BUSHI
- グレート-O-カーン vs 上村優也
- 毘沙門 vs KENTA/チェーズ・オーエンズ
- SHO vs DOUKI
個人的に「ザック・セイバーJr vs ジェフコブ」が一番の注目カードと考えていましたが、終わってみると、それだけじゃなくニック・ネメスと棚橋弘至のIWGP グローバルヘビー級戦やゲイブ・キッド vs 鷹木信悟のNEVER無差別級戦も加えて非常に良い試合でした。
中でも「ゲイブ・キッド vs 鷹木信悟」は今シリーズのベストバウトだったと思います。
詳細含めて他の試合についても触れていきたいと思います。
ゲイブ・キッド vs 鷹木信悟
両国国技館大会で王座戴冠後、鷹木信悟を襲う形でゲイブ・キッドはタイトルマッチに漕ぎつけました。今シリーズの前哨戦では常にバチバチでやり合っていたゲイブ・キッドと鷹木信悟なので最終戦もやはり真っ向勝負となり、見応えのある誰が見ても唸る試合だったと思います。
鷹木信悟の安心感は勿論ですが、
最近のゲイブ・キッドの飛躍は素晴らしいです。アメリカ大会でSTRONG無差別級を戴冠し、シングル初戴冠となったのも納得の結果ですし、2ヶ月間で3度のタイトルマッチが予定されており、団体内でも評価が高いとわかります。新日本であることに誇りを持っている点が非常に多く見受けられ、荒々しい側面に引っ張られがちですが、発言一つ一つに確固たる芯の部分を感じるところは個人的に惹かれます。
当初はガンギマリな恐怖の外国人レスラーという印象で帰ってきましたが、ここ数ヶ月の変化で信念ある行動なのだとわかってきました。
今回のNEVER戦でも鷹木信悟と同等かそれ以上の気迫があり、劣っていたから負けたという感覚は全くありませんでした。もしもう一度G1クライマックスなどでリマッチとなれば上がる軍配は変わると思います。それぐらいゲイブ・キッドの強さはトップ戦線に引かない状況だと見せつけられました。
他団体になりますが、6月に予定されているGHCヘビー級戦はタダじゃ終わらない気がします。少し怖いぐらいに。
SHO vs DOUKI
もう一試合とても印象に残っているのは「SHO vs DOUKI」です。
2024年04月29日鹿児島大会で行われたIWGPジュニアヘビー級タイトル戦でしたが、
この日はSHOを並びにH.o.Tが染め上げたバッドエンドとなりました。最近では一番に近いぐらいのバッドエンドだったので、初めて興行を見にきた方々はもどかしさ含めて衝撃だったかなと思います。DOUKI側から見るとめちゃくちゃ悔しい結果になりますが、こういうバッドエンドがあるからこそハッピーエンドが輝くというのもプロレスになると思います。DOUKIの悔しい姿がより次の試合を映えさせる材料になると思うので、個人的には今後のベストオブスーパージュニア含めて楽しみが増えた気持ちです。試合内容的にはもっと見たことのないDOUKIの引き出しが見たかったのと、介入の派手さに期待しすぎてしまったので、期待を大きく上回るところまではありませんでした。ただ前述したように今後の巻き返しが楽しみになった一戦だったので今シリーズで良い試合に上げたいです。
全体的な総評をすると終わってみればどんたくシリーズといえばBULLET CLUBのイメージというところに相応しいシリーズだったかなと思います。
・IWGPグローバルヘビー
・IWGPジュニア
・IWGPジュニアタッグ
がBULLET CLUBにある状況で幕を閉じ、最初から最後までイメージを残したなと思います。
次期シリーズにも繋がる部分といえばIWGP世界ヘビー級の成田蓮とジョンモクスリーの戦いの後、EVILが見せた覚悟の表情かなと思います。
少しだけ試合への介入行為について
最近ではH.o.Tの試合への反則介入に様々な声が上がっていますが、私はプロレスには反則や介入がないと面白くないと思っております。
ルールの曖昧さに漬け込む意外性や勧善懲悪が起こる多幸感、これらのプロレスの醍醐味に繋がる選手それぞれの個性全てがプロレスの見応えであり、面白さだと純粋に受け取りたいので介入や反則がないとプロレスに物足りなさを感じてしまいます。
ヒールのいなくなったプロレスを想像すると単調で2日で飽きてしまいそうです。
色んな見方をする中の一つのお話でしたが、一人一人楽しみに感じる点が異なるので難しいですね。
大阪城ホール大会でどんなカードが組まれていくのか今から楽しみです。