今のプロレスはすごい!そしてこれからのプロレスはもっとすごい!

それを思わせる選手の一人がSANADAだ。

今回はSANADAについて改めて紹介します。

プロレス界の未来、SANADAという選手

  • 本名:真田聖也
  • 1988年1月28日(31歳)2019年現在
  • 身長182cm 体重100Kg
  • 出身地:新潟県新潟市
  • デビュー:2007年3月13日(全日本プロレスにて)

全日本プロレスでデビューし、師匠である武藤敬司についていくようにW-1へと団体を渡り歩いていました。2016年よりロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入し、新日本プロレスに継続参戦することになりました。

参戦前より全日本プロレスをはじめ、W-1・大日本プロレスと数々の団体で実績を残してきたSANADA選手。W-1ではアノ大物、AJスタイルズとTNA世界ヘビー級王座を賭けて試合を行っていました。たしか試合映像が某動画サイトに載っていたと思います。

SANADA選手の持ち味は基本の美しさにあると思います。他の選手が行うと地味な技になってしまうものも、例えば 飛び技の主流と化していたブランチャ・スイシーダ をSANADA選手が行えば一級品の芸術。本人も自分の試合は基本の技をいかに美しく魅せるっていうことに拘っていると公言しています。

新日本プロレス参戦してからも、その身体能力の高さで一気にメインイベンターとして駆け上っていきました。しかし新日本プロレスの選手層の厚さから暫く経つとシングルプレイヤーよりタッグとしてのイメージが強くなり、シングル戦線とは一線を引いて活躍していきます。

クラシカルなスタイル

ある試合をきっかけにSANADA選手が一気にシングルプレイヤーとして注目されるようになります。

G1クライマックス28リーグ戦(2018年7月21日後楽園ホール大会)

SANADA VS ザックセイバーJr

この試合をきっかけにSANADA選手のシングルプレイヤーとしての株が爆上がりしました。試合内容を少しだけ触れると、この試合は全く投げ技がありませんでした。

SANADA選手は試合後この名言を残してます。

2018年の新日本プロレスというとケニーオメガ筆頭に内藤哲也・飯伏幸太が魅せるド派手な、言い方を変えると危険なプロレスが会場を沸かせていました。所謂、高角度で高さのある立体的な技が主流としていた時期でした。しかしこの試合はその主流とは対照的なリストの取り合いや固め技等のグランドの攻防で、プロレスの元祖というべき”クラシカルなプロレス”を魅せて会場を爆発させました。SANADA選手が行ってきた基本の美しさに会場のファンが気づいた瞬間でもありました。

試合を見て頂ければわかりますが、 この試合は全く投げ技を出していません。 リストの取り合い一つから次の攻防を予測して動いているので、1の無駄もなくその戦術性と気品すら漂う一挙手一投足にプロレスなのにチェスを見ているような試合でした。そして勿論ザックセイバーJr選手も相当美しい動きをしてます。この試合は2人の芸術作品だと思います。

名勝負再び、場所は東京ドームへ

このSANADA選手の芸術作品を再び生で見ることができます。2020年1月5日東京ドームにて、あのザックセイバーJrとブリティッシュヘビー級タイトルを賭けて戦います。

SANADAは新日本参戦後初のシングルタイトル獲得なるか。

ザックセイバーJrは間近の試合で敗戦を期しているのでリベンジなるか。

完全に生で見るべきです。

今大注目なSANADA選手はなんと年齢が31歳。(2019年12月現在)伸びしろしか感じませんし、今後のプロレス界を引っ張る未来です。

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