こんにちは、こんばんは。
KEIです。
新日本プロレスのどんたくシリーズがオスプレイ選手と鷹木選手の激闘での幕を閉じ、次期シリーズが早くも1週間後に開幕する。
WRESTLE GRAND SLAM(レッスルグランドスラム)は、横浜スタジアムと東京ドームの大舞台が続く。現状、対戦カードは発表されていない。
遺恨も含めて、予想をしてみようと思います。
【新日本】WRESTLE GRAND SLAM 東京ドーム・横浜スタジアム決定カードを考察
バックステージを踏まえた決定カードは下記の通りになりそうです。
横浜スタジアム
- 飯伏幸太 vs ジェフ・コブ
- タマ・トンガ&タンガ・ロア vs タイチ&ザック・セイバーJr(IWGPタッグ)
飯伏幸太選手とジェフ・コブ選手の遺恨は、
両国国技館でのIWGP世界ヘビー戦で敗北した飯伏選手に追い討ちのツアー・オブ・ジ・アイランドを仕掛けたことから発生。
後の鹿児島大会でコメントを残しているので、横浜スタジアムでの決着戦が濃厚です。
飯伏「次はいつですか? もう、横浜(スタジアム)しかないでしょ。(5月上旬の)後楽園ホール(3大会)がキャンセルになりました。横浜スタジアム、(ジェフ・コブとの対戦を)お願いします、お願いします。これはチャンスです。こういう中でも、プロレスをこれだけ見に来てくれる。まあ、これはほんとに、自分の力なんて少ししかない。でもプロレスの力はね、まあこうやって人を集めることができる。・・・」
新日本プロレス公式サイトより(4月29日 鹿児島・西原商会アリーナ)
IWGPタッグ戦は去年から続くG.O.Dと鈴木軍。どんたくシリーズでは、アイアンフィンガーを巡る争奪戦を繰り広げ、挑戦権も再び獲得してみせた。
タイチ選手のバックステージコメントから予想すると、横浜スタジアムでのタイトルマッチが濃厚そうに見える。
タイチ「・・・明日やろう。関係ねえ。誰がどうなろうと、誰が倒れようと、俺らは俺らなんだよ。もしかしたら、俺らも倒れるかもしんねえ。でもな、そういうこと気にしてたらな、俺らは試合できねえんだ。俺らはやることがあんだ。な? 気にしてらんねえんだ。オイ、いつでもいいぞ、テメエら。次だ、次の試合だ。横浜(スタジアム)……なんでもいい。次だ。次……」
新日本プロレス公式サイトより(5月4日福岡・福岡国際センター)
東京ドーム
- ウィル・オスプレイ vs オカダ・カズチカ(IWGP世界ヘビー)
鷹木信悟選手との激闘でベルトを死守したオスプレイ選手は両国国技館での予告通り、オカダ・カズチカ選手との防衛戦に進む。
1月4日の東京ドームで敗れているオスプレイ選手は何としても同じ舞台で、ユナイテッド・エンパイア結成の勢いを止めたオカダ選手にリベンジをしたいところだろう。
オカダ選手も初のIWGP世界ヘビー級タイトルマッチでもあり、タイトルホルダーからは一年以上も既に離れている。ここで負ければタイトル戦線には暫く戻れなくなりそうな正念場。
どちらも譲れない立ち位置なので、この試合も面白い展開が期待できる。
その他には・・・
横浜スタジアム、東京ドームかは不明だが組まれる雰囲気のある対戦カードも幾つかある。
- エル・デスペラード vs YOH(IWGPジュニアヘビー)
- ジェイ・ホワイト vs デビッド・フィンレー(NEVER無差別級)
- SANADA vs アーロン・ヘナーレ
- DOUKI vs 邪道
5月4日の福岡国際センター大会で急遽中止となったIWGPジュニアのタイトルマッチは近いビックマッチである横浜スタジアムや東京ドームで再び組まれることになるだろう。
コロナの症状次第にもなりそうだが、スタンダードで考えると来週に行われる横浜スタジアムでの試合は厳しいと思われる。
東京ドームでの再戦が目ぼしい。
NEVER無差別級
NEVER無差別級タイトルはジェイ・ホワイト選手とデビッド・フィンレー選手の試合で組まれそうである。
ジェイ・ホワイト「ニュージャパンの歴史の中で最もショックな出来事は、『NEW JAPAN CUP』でデビッド・フィンレーが俺を倒したことだ。フィンレー、お前は決着はついたって言ってたよな? でも勝敗を見れば、お前は2勝12敗。俺に大きく負け越している。恥ずかしくないのか? 決着なんてついてない。ベルトを懸けてお前の相手をしてやると言ってるんだ。デビッド、どうだ? チャンピオンの俺がお前を一人目の挑戦者に指名してやってるんだ! このギフト、受け取るに決まってるよな? ・・・」
新日本プロレス公式より(5月3日福岡・福岡国際センター)
シングルでの実績が出ていないフィンレー選手にすればまたとないチャンス。
ジェイ選手とフィンレー選手の一戦は、
タイトルマッチを分散せるためにも横浜スタジアムでの戦いだと予想している。
ジェイ選手が防衛となれば、疑惑の判定となった棚橋弘至選手のリマッチや相方であるジュース・ロビンソン選手が出てきても東京ドームのカードとしても申し分ない。
NEVER無差別級タイトルの動きが横浜スタジアム、東京ドームに展開をもたらす要になりそうだ。
他にも組まれそうなスペシャルシングルマッチが2つある。
SANADA選手とアーロン・ヘナーレ選手の試合に関しては、ヘナーレ選手の一方的な再戦要求のみとなっている。
アーロン・ヘナーレ「SANADA、センダイとヒロシマはお前が勝った。そしてコウラクエンホールとリョーゴクは俺が勝った。お前の覚悟ができたら、もう一度、シングルで勝負だ。・・・」
新日本プロレス公式より(5月3日福岡・福岡国際センター)
広島大会ではファンの想像を超える激闘を見せてくれた二人だ。
新しい黄金カードになり得る激闘をビックマッチで連戦させるのは新日本プロレスではよくある手法でもある。
スペシャルシングルマッチでの再戦の可能性は大いにある。
もう一つは、DOUKI選手と邪道選手。
先程紹介したIWGPタッグに派生する形で盛り上げてきた両者の遺恨もそろそろ回収してほしいと思う。
両者の遺恨は別の記事でも紹介している。
→【新日本】急遽勃発!DOUKI vs 邪道!気になる決着はどこで!?
去年から繰り広げている展開だけにIWGPタッグの抗争が終着点を迎えそうな今、この二人の遺恨も決着するのではないでしょうか。
内藤哲也選手の動き
新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言で前哨戦の後楽園ホール大会が中止となっている。
横浜スタジアムまでの遺恨が殆ど定まっていない状況でカードが発表されそうだが、
気になるのは、やはり会場人気No.1の内藤哲也選手の動き。
テーマ無しに東京ドームを迎えるとも思えない選手なので、急速に動きを早めると予想できるが、今のところ遺恨が全くない。
内藤選手はバックステージでタイトルに絡むことは暫くなさそうなコメントを残している。
逆転の内藤哲也が誰と戦うのかも注目だ。
今後の予想としてはIWGP・USヘビー級に絡んできそうな気がしますが、東京ドームでのカードや道のりは全く予想がつかない。
EVIL選手や棚橋弘至選手、鈴木みのる選手など遺恨がない注目選手は多数いるので、急遽組まれる試合にも期待したい。
噂ではクリス・ジェリコ選手の新日本プロレス再びの参戦もある。
どんなカードが組まれるのか、期待値は計り知れない。