こんにちは、こんばんは。
KEIです。
3度目の緊急事態宣言の発令が決定した中で、再びプロレス界にも影響が出てきた。
4月25日から5月11日までの短い期間ながら、期間中に開催される予定だったプロレス興行が中止を余儀なくされている。
2021年1月13日から2月28日に行われた緊急事態宣言から約2ヶ月後に再びということは残念でしかない。
緊急事態宣言に触れながら、プロレス界に視点をフォーカスして今後どいう動きを見せていくのか考えていきたいと思う。
緊急事態宣言発令。都市開催のプロレス興行が相次ぎ中止!再び自粛ムード!?
4月23日現在新たに感染が確認されたのは、東京759人、大阪1162人、兵庫567人と都市での感染者数は数字だけを断片的に見れば増加傾向にあると言える。
その中で緊急事態宣言の発令が決定した都道府県は下記の通り。(4月24日現在)
- 東京都
- 大阪府
- 京都府
- 兵庫県
まん延防止等重点措置を出している、または決定しているのは下記の通り。(4月24日現在)
- 宮城県
- 沖縄県
- 埼玉県
- 千葉県
- 神奈川県
- 愛知県
- 愛媛県
→ 新型コロナウイルス感染症対策 内閣官房より参照
いずれも現状5月11日までの期間と都市部に限定されているので、変異ウイルスの増加、病床の逼迫を鑑みたゴールデンウィークによる現時点以上の都市を超えた拡大を抑えたいところだろう。
その中で、やはり緊急事態宣言の出ている都市ではプロレスの興行開催も困難を極める。
プロレス界の反応と対応
緊急事態宣言対象地域で、期間中に開催予定だった大会は軒並み中止になった。
いくつか抜粋して今後の対応なども紹介していく。
スターダム
スターダムでは下記の大会が中止となっている。
ゴールデンウィーク期間、東京・大阪での興行やファンイベントを多く控えていたスターダムには中々苦しい現実になった。
- 4/25 CINDERELLA Tour in OSAKA(エディオンアリーナ大阪 第2競技場)
- 4/30 CINDERELLA TOURNAMENT 2021(東京・後楽園ホール)
- 5/7 STARDOM Golden Fan Meeting 2021 in OSAKA[1部&2部](大阪・世界館)
- 5/8 STARDOM Golden Week fight tour 2021(エディオンアリーナ大阪 第2競技場)
- 5/9 STARDOM Golden Week fight tour 2021(エディオンアリーナ大阪 第2競技場)
年に一度開催されている「CINDERELLA TOURNAMENT (シンデレラトーナメント)」も中止が決定した。
当ブログでも、このシリーズについて触れていることもあり残念としか言えない。
→【スターダム】優勝候補が脱落、波乱のシンデレラトーナメント開幕。優勝予想は緑色!
CINDERELLA TOURNAMENT (シンデレラトーナメント)
4月30日でのCINDERELLA TOURNAMENTに限っては中止になったが、今後何らかの対応をしてくれそうな告知もありそうだ。
以下、スターダム公式より抜粋。
※4/30に予定をしておりました「CINDERELLA TOURNAMENT 2021(2回戦~決勝戦)」につきましては、有観客大会は中止となりますが、延期、スライド開催、無観客大会等、現在協議中です。決定次第、追って告知させていただきます。
スターダム公式サイトより抜粋
延期、無観客、どちらになるか現在協議中とあるので、いずれかの方法で近い日にち開催を決定してくれるかもしれない。
今伸び代のある選手が多く、期待値の高い団体だけに緊急事態宣言の影響を受けた向かい風の中でも前を向いてくれる姿はとても嬉しい。
全日本プロレス
全日本プロレスでは全3大会を中止する。
中止する大会は下記の通り。
- 4月25日(日)「2021 Champion Carnival」東京・後楽園ホール
- 4月29日(木・祝)「2021 Champion Carnival」東京・後楽園ホール
- 5月3日(月・祝)「2021 Champion Carnival(最終戦)」東京・後楽園ホール
「2021 Champion Carnival(チャンピオンカーニバル)」の本戦と最終戦を中止することとなってしまった。
今年のチャンピオンカーニバルは、大谷晋二郎選手の参戦やTOTALECLIPSE(トータルエクリプス)のジェイク・リー選手に注目が集まっていただけに運が悪かったと思うしかない。
試合自体は全日本プロレスTVで無観客試合を配信することが決定している。形は変わってしまうが、史上初、無観客で行われるチャンピオンカーニバル決勝戦は貴重な大会となりそうである。
新日本プロレス
新日本プロレスは「レスリングどんたく」シリーズを開催しており、九州地方がメインとなっているため、都市部にひかれた今回の緊急事態宣言の影響はあまり出ていない。
4月23日時点、大会中止のアナウンスはなく、予定通りの開催が実現できそうだ。
業界一の団体だけにビックマッチを連発する「レスリングどんたく」シリーズの反響はSNSでも多く取り上げられるだろう。
その中で、不平不満の矢面に立ってしまう心配も拭いきれないが、今回開催される地域では緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置も出ていない。
唯一、ゴールデンウィークに開催されるプロレスのビックマッチを最大限の安全を考慮した上で実現してほしい。
その他の団体情報
まとめ
今回の緊急事態宣言は今年1月の宣言に比べ、短期間で強力な規制になる。
プロレスを含めイベント関係もゴールデンウィークは自粛となるが、
数字として効果が出れば、既にやむを得ないと言われている5月11日以降の延長も防げるかもしれない。
もし効果があまり見られなければ、東京オリンピック開催にアクセルを踏んでいる手前、国としては一刻も早く数字として下げていきたい思惑もあるはずなので、延長を決めるだろう。
プロレス界では、各団体5月後半に開催されるビックマッチは非常に多い。今後のビックマッチに向けた苦行として今回のゴールデンウィーク自粛を捉え、配信・無観客、延期と既に前を向く団体についていきたい。