こんにちは、こんばんは。

KEIです。

新日本プロレスの両国国技館大会が中止となりましたね。

以前の記事で、NEVER無差別級王座戦が行われると予想していたので、とても残念です。

【新日本の再開は、NEVER無差別級王座戦から!!】

次の再開までプロレス貯金を貯められるように、過去の試合を振り返りたいと思います。

そこで今回は、心に響くNEVER無差別級王座戦を5試合まとめてみます。

田中将斗vs石井智宏(2013年2月3日)

もう皆さんご存知。NEVER無差別級を語る上で外せない試合ですね。

NEVERの株価が爆上がりした試合で、この日の試合は未だにNEVERのベースになっていると断言できます。

最近ニュージャパンワールドでの配信が行われ、再び見た方も多いと思います。この試合内容は過去の試合含めて、5本の指に入ります。

また、石井のバックステージコメントがめちゃくちゃカッコイイです。

闘いがなきゃプロレスじゃねぇんだ。俺の一番嫌いな言葉“あれもプロレス、これもプロレス”。クソ喰らえだよ! ふざけんなよ! 俺は絶対認めない。そこに“闘い”がなきゃ、プロレスじゃねぇんだよ。

新日本プロレス バックステージコメントより抜粋

『NEVER』のタイトル戦だけどよ、これは俺と田中さんのよ、新日本への挑戦状だよ。覚えとけコラ!

新日本プロレス バックステージコメントより抜粋

NEVERの色だけじゃなく、石井のプロレスも認められた試合でもあるかもしれません。

田中は現・DDTのKO-D無差別級王者、石井は新日本のベストバウトマシーンとして確立されています。

再びやり合う日は、この試合を優に超えてくるでしょうね。

高橋裕二郎vsYOSHI-HASHI(2014年9月23日)

新日本プロレス公式サイトより

この試合はYOSHI-HASHIが凱旋帰国後、初のタイトルマッチに臨んだ試合です。CHAOSの絆を強く感じる試合でした。

滅多にセコンドを付けないCHAOSですが、この日は中邑真輔と石井智宏がセコンドにつきました。そこだけでもYOSHI-HASHIへの期待を感じられました。

前シリーズの後楽園ホールでYOSHI-HASHIがイリミネーションマッチを制し決定した試合ですが、

高橋裕二郎からピンフォールを獲り、CHAOS全員で祝福した瞬間はとても感動しました。試合後のコメントは未だに、YOSHI-HASHIの名言として語られていますね。

・・・物事が変わるのは一瞬。今まで全部そうだろ? オイ、お前らプロレス見てきたヤツらだったらわかるだろ? 一瞬でこれからの物事がすべて変わっていく。

新日本プロレス公式バックステージコメントより抜粋

前哨戦の流れを含めて、NEVERのベストバウトと呼べる試合です。ニュージャパンワールドに上がっていない試合なので、今後配信されてほしいです。

石井智宏vs柴田勝頼(2016年1月4日)

柴田勝頼が初のNEVER無差別級を獲得した試合です。

この試合は序盤の意地の張り合いにNEVERの全てが集約されています。

蹴りを耐えきる2人の攻防は正に”戦い”。これが石井の求めるプロレスだと感じました。

「NEVER無差別級=石井智宏」が出来上がっていた中で、牙城を切り崩した柴田の意地もNEVERにふさわしく、

今思うと石井から柴田にバトンが渡った試合だったんだと思いました。

この繋がれたバトンを、これから後藤洋央紀や鷹木信悟が紡いでいくんだろうと思います。

この2人の戦いには、ストロングスタイルを作り上げた”アントニオ猪木”や”長州力”の影が見えてきます。

柴田勝頼vs永田裕志(2016年5月3日)

柴田勝頼が仕掛けた逆世代抗争。

『なんかいつまで経っても、ケツの青い先輩たちが、なんか言ってんなぁ』と。『いつまで経っても、ケツの青いおっさんたちが、なんか言ってた』。・・・

新日本プロレス公式サイトより抜粋

この柴田の発言から第三世代との抗争が始まりました。

第三世代が全盛期で活躍していた頃、柴田は総合格闘技に身を置いていました。プロレスに戻ってきた今、その超えていない第三世代の壁を倒そうと仕掛けたというのが根本にあったと思います。

3.19で小島聡、4.10で天山広吉と下し、残ったのがこの永田戦でした。

野上アナの実況も熱く、勝利した永田裕志を目の前にバックステージコメントでは涙を浮かべていました。

ベルトを手にした永田裕志の姿に勇気をもらった同世代は多かったと思います。

次期シリーズの柴田戦で永田はベルトを落としてしまいますが、第三世代の意地と、柴田が魅せた第三世代への敬意は心に響くものがありました。

柴田と第三世代が起こした、この逆世代抗争はNEVERを語る上で外せないと思います。

後藤洋央紀vsタイチ(2018年9月17日)

タイチがヘビー転向後に初めてタイトルを獲得した試合です。

G1クライマックスの選考にも漏れ、フラストレーションが溜まっていた分、タイチの爆発は会場全体に伝わっていました。

試合後のあべみほの表情が凄く感動的です。試合後に見せた2人の表情だけでも、この試合を見る価値が十分あります。

ベルトをあべみほに持たせるところにタイチのキャラクターに対する拘りも感じるので、益々上がっていくことを感じさせてくれました。

最近のタイチが醸し出す強キャラへの進化は異常だと思います。ファンからの支持も熱いので、

次期ベストバウトマシーンも遠くないと思います。

今は鷹木信悟がベルトを保持していますが、NEVERの価値には間違いなくタイチの功績も入っています。

タイチはNEVERよりも、”NEVERの戦い”に価値を感じている気もしますので、今後どのように絡んでくるのか楽しみです。

おわり

NEVERの歴史を振り返ると、

NEVER=新日本プロレスの歴史。

そう思うぐらい熱い戦いが多いです。

NEVERがIWGPの下にあるベルトという無粋なファンはもういないと思いますが、「NEVERは、IWGPより新日本プロレスだ」と断言しておきます。

皆さんのベストバウトを教えてください。

新日本プロレスワールドで見直しましょう。

【新日本プロレスワールド】

・・・

結局何が言いたいかっていうと、

「NEVER無差別級で、関本大介vs石井智宏の試合がみたいってこと」

あざした。

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